なかなか進まない光記の夏休みの宿題・・・
あれよあれよと夏休みも終盤となり、流石にまずいと思い宿題をやらせていると・・・
光記がわからないと言って、私に算数の問題を聞いてきた・・・
その問題がこれ・・・
んんん・・・???
「ちょっと待ってね・・・」と言って、時間を稼ぐ私・・・
しかし・・・
考えれば考えるほど泥沼の中に入り込んでいく・・・
そんな私の姿を見て・・・
眉間にシワを寄せ、深刻そうな表情で私を見る光記・・・
父親の威厳を保とうと必死に考えるが、早く問題を解かねばという気の焦りから9の段の九九がわけわからなくなり・・・
明らかに様子がおかしい私の姿を察知したのか、光記が突然トイレに行ってくると言って席を外した・・・
その瞬間っっ!!
私が子供の頃に、将来こんな大人だけにはなりたくない!!と思っていた、ズルい大人の姿になってしまった・・・
私は大人として絶対にやってはならない禁じ手に、ついつい手を出してしまった・・・
その禁じ手とは・・・
問題集の出版社とテキストの名前みて、PCのYAHOOの検索欄で・・・
『〇〇出版社 〇〇〇〇〇〇夏 4年生 解答』と検索してしまった・・・
私としたことが・・・
魔がさしてしまった・・・(爆笑)
しかし・・・
いくら検索しても解答は見つからず・・・(爆笑)
諦めて必死に考えていると、光記が返ってきて徐にタブレットを取り出して、問題を写真に写し出した・・・
すると・・・
今度は、そのタブレットを持って走り出し!!
大きな声で「ママっ!!パパが算数が分からんけんっ!!ママ教えてっ!!」と言った・・・
その時点で私の父親としての威厳は失墜した・・・(泣)
それと同時に・・・
俺の心もポッキッいう大きな音とともに、真っ二つに折れた・・・(泣)
すると・・・
僅かな時間で光記が、何か紙切れを持って現れた・・・
その紙切れとは・・・
ほ〜
そうきたか・・・
さぞかし・・・
スラスラ問題が解けて気持ちよかっただろうね・・・?
私が解けないと聞いて・・・
『じゃあ〜ママが教えてあげるね〜』なんて言いながらっ!!
光記の目の前でスラスラと・・・
得意げな顔して問題を解いたんだろうねえ〜〜〜〜?
その後・・・
このことに関して、私から嫁さんに何一つ触れていないし・・・
嫁さんも私に触れてこない・・・
しかしっ!!!!!
このやり場のない俺の気持ちっっっっ!!!!!
どうすればいいのっっっっっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
その矛先はっっっっっっっっ!!!!!!!!
まだ従順で素直な小学校4年生相手に、よくもこんな問題を作ってくれたなあっ!!
〇〇出版社っっっっっ!!
大人気ないんじゃねっっっ??????
お陰で親父としての威厳が綺麗さっぱりなくなったじゃね〜のっ!!
どう?責任とってもらおうかっ・・・?
こんなの社会に出ていつ使うのっっっっ!!!!!!
なかなか使わないよなあ〜〜〜〜???????
だってっ!!
実際に俺っ!!
ここ10年で!!
こんな事で困った事、一度もないもんっっっっ!!!!
ど〜せ・・・
今、このブログを読んでいるあなたも思っているんでしょ?
勉強してないあなたが悪いと・・・
そうなんです・・・
勉強してない私が悪いんです・・・(泣)
全て子供の頃勉強しなかった私が悪いんです・・・(大泣)
子供達よ・・・
将来・・・
パパみたいにならないためにも・・・
勉強はしっかりしときなさい・・・
勉強はとても大事です・・・
ここで・・・
一つだけ・・・
一つだけパパからのお願いがあります・・・
しばらく・・・
私を一人にしてください・・・(泣)
しばらく・・・
私をそっとしておいてください・・・(泣)