コーチとして・・・

最近何かと世界で騒がれるロシアというワード・・・

もし、ロシアがウクライナへ侵攻すれば、世界に与える影響は非常に大きい。

 

遠い国の出来事に感じるが、日本にとっても新型コロナの影響で化石燃料価格の高騰や、半導体不足にウッドショックなどなど・・・

 

これに・・・

先ほど書いたウクライナで戦争が勃発すれば、さらに日本経済への悪影響に拍車がかかるのはほぼほぼ間違いないと思う・・・

 

それともう一つ・・・

先日の日曜日に閉会した北京冬季オリンピックフィギア女子で、ドーピング疑惑で大きなニュースとなったワリエワ選手だったが、終盤はドーピング疑惑だけではなくコーチとの関係性まで疑惑が広がった・・・

 

これもまたロシア・・・

 

ドーピングに関しては、12月の検体できちんとしたエビデンスの元で禁止薬物の反応が出た以上、白か黒かでいうと黒となるが、その経緯についてはおそらくグレーのまま収束していくのではないかと思う・・・

 

そのグレーの部分があるので、国家レベルもしくはコーチが15歳の少女に禁止薬物を飲ませたのではないか?という憶測が生まれ、さらにコーチの選手に対しての虐待疑惑まで発展した・・・

 

しかし・・・

私はこのドーピング疑惑を抜きにして、ワリエワ選手に対してのコーチの対応は普通の選手とコーチの関係に見えた・・・

 

あくまでも表向きの二人の部分での話であるが・・・

 

決勝で日頃のパフォーマンスができずに滑り終わり、会場の外に出たワリエワ選手に対してコーチが「なんで途中で諦めたの?」と厳しい口調で言っていたとされるが、ワリエワ選手は現在15歳であり日本でいうと中3か高1の年齢でありまだまだ子供である・・・

 

プレーヤーとしては一流であっても人としてはまだまだ未熟な年齢であり、その未熟な部分をコーチが指摘するのは当然のことだと思う・・・

 

巧大もすずかも同じ15歳の時に、もし打球を途中で追わないとか全力疾走しないとかをやれば、今回のワリエワ選手に対してのコーチの指摘ぐらいでは済まなかった・・・

 

今日ワリエワ選手もSNSを通じて、コーチはフィギアスケートの技術だけではなく、人としての部分まで指導をしてくれる信頼できるコーチみたいなコメントをしたとされるが、ワリエワ選手の本心なのかはわからないが、成長段階にあるアスリートに対しての指導はそれが本当だろうと思う・・・

 

競技的なテクニック・スキル・フィジカル面の指導だけではなく、まだ未熟なメンタルや人間性の部分に対しての指導は必要であり、その競技をツールとして人間性の部分を学んでいると思う・・・

 

そんな観点から言って・・・

巧大にとっての高校野球時代生活というものは、人として大きく成長させてくれたと思っている。

 

特に部長とすずかもお世話になった当時野球部のコーチだったKコーチに関しては、巧大に対して人としての部分だけではなく、男としての部分も大きく成長させてくれたと思っている。

 

そんな巧大が今回学童のコーチに就任することによって、成長させてもらう側から成長を促す側となる・・・

 

野球のテクニック・スキル・フィジカルの指導だけではなく、人としての部分も子供達に対して指導を行わなければならない・・・

 

その立場になった今だからこそ、当時の自分を振り返って気付くことも沢山あると思う!!

その新たな学びを・・・

 

人として・・・

大人として・・・

男として・・・

野球の指導者として・・・

 

自分が成長するための糧としてもらいたい・・・

 

二十歳そこらで、こんな内容が濃ゆい人生勉強ができるチャンスは滅多にある事ではない・・・

 

巧大の指導者としての成長ももちろんだが、人しての成長もとても楽しみである・・・