座学

昨日やっとすずかが製図で使用するドラフターを嫁さんの会社から自宅へ運び、すずかの部屋に設置したが運ぶのが2階なので重いのなんのっ!!(笑)

 

巧大が帰宅するのを待てば良かったけど、会社から家に真っ直ぐ帰ってくるかもわからないし、雨もちょうど止んでいたので、自宅にいたすずかと二人で運んだんだけど、階段で当然私が下にいたのでドラフターの荷重が全て私にかかり超重かった!!(笑)

 

そして、すずかの部屋でちょっとした付属品を取り付けて設置完了!!

 

今、思い出した!!

完了画像撮るの忘れた・・・(笑)

 

今週末も設計関係の課題があるけど、すずかは自動車学校との関係で学校に残れないため、早速その時に昨日運んだドラフターを使って書くらしい!!

その時の様子を写真に収めようっ!!(笑)

 

さてさて・・・

光記の野球だけど、明日と明後日の週末は天気予報が悪いんだよな・・・

明日の土曜日は、曇りでなんとか持ちそうなんだけど日曜日はほぼほぼ雨だな・・・

 

明日の土曜日は、確実に仕事で野球に行けない・・・

となると・・・

日曜日は間違いなく雨なんで、今週は光記の野球は見れないな・・・

 

でも・・・

グラウンドで練習が出来ないとしても、コロナも落ち着いてきているので監督が就任した13年程前からずっと続けている座学をやると思う・・・

 

この座学をなめちゃいけない・・・(笑)

 

この座学の様子を黙って見聞きしていると、選手一人ひとりの野球スキルのレベルや、野球観などが丸裸になって面白い・・・(笑)

 

グラウンドで実際にプレーしているときは、他の選手を寄せ付けないというほどのパフォーマンスを見せる選手でも、この座学になると日頃自分がやっているプレーの根拠が分かっていなかったり、逆に日頃のパフォーマンスではエラーが多い選手でも、プレーの根拠を頭の中では理解できている選手などが丸裸となり、選手一人ひとりの課題というものが一目瞭然となる・・・

 

特に学童野球の場合・・・

前者の・・・

パフォーマンスはできていても一連のプレーの根拠を理解しておらず、ただ見よう見まねでやっている選手が多く、まだ学童野球時代にはこれでいいがすぐ上のカテゴリーの中学にもなると、組織的なプレーが増えるし複雑となってくるので、この部分を理解した上でプレーしないと大きな判断ミスをしてしまうことになる・・・

 

これが高校ともなれば、ルールも含めて野球の根拠を理解していない選手は、どんなにパフォーマンスが良くても試合で使ってもらえなくなってしまう・・・

 

以前・・・

こんな事があった・・・

9回の裏、1死3塁のサヨナラの場面で、ライトのファウルゾーンへフライが上がった・・・

そのファウルは決して大きなファウルではなかったが、守備側のベンチからはライトの選手に向けて『取るな!!』という声が出ていた。

しかし、ライトの選手はそのフライに追いつき、見事スライディングキャッチした!!(笑)

 

すると今度は・・・

普通その場面であれば、三塁走者はライトが捕球するしないは別として、いつでもタッチアップのスタートが切れるよう三塁ベースに触塁したまま捕球を待つ・・・

 

が・・・

しかし、その3塁の走者はタッチアップどころか、三塁ベース付近をただオロオロしてスタートを切らない・・・

 

結果は・・・

2死3塁になっただけ・・・(笑)

そして、結局無得点で攻撃が終わり、次の相手の攻撃で追加点を取られ、裏の攻撃で再びサヨナラのチャンスも来る事なくそのまま負け・・・

 

そのタッチアップでのワンプレーによって、試合の流れが代わり勝敗が分かれてしまった・・・

 

もちろん・・・

このレベルのミスというのは学童だからあり得る事プレーなのだが、このタッチアップというワンプレーの根拠さえ理解していれば、守る側であったライトの選手も攻める側だった3塁走者もこんなプレーにはならなかったと思う・・・

 

しかし・・・

学童だけではなく実際に驚いたのが、すずかが高校時代にタッチプレーとフォースプレーの区別がついていない選手がいたことっ!!

私はセカンド塁審をしていて、外野に落ちるか落ちないかの小フライが上がり、結局外野の選手がショートバウンドで捕球し2塁へ素早く送球、スタートが遅れた1塁走者は完全なアウトのタイミングだったので、私は自信を持ってアウト宣告をしたのだが、その選手がやたらと「ノータッチです!!」とアピールしてくる・・・

 

私はそのノータッチのアピールをしている意味がわからなくてポカーンとしていると、本人は最後まで納得してない表情でベンチに帰っていった・・・

 

そして、その選手がたまたまライトだったので、私も納得がいかなかったので話しかけてよくよく話すと、どうやらタッチプレーとフォースプレーの根拠を全く理解してなくて、外野からの返球はタッチが必要だと思っていたらしい・・・(笑)

 

OP戦だからまだよかったけれど、これが今後の公式戦でチームに影響してはいけないと思い、かわいそうだけどこの試合終了後に監督とコーチに報告した・・・

すると・・・

監督もコーチも頭を抱えていた・・・

 

ルールやプレーの根拠を理解しないまま成長していくと、本当にこんな事態が将来起こりうるのだ!!

 

そんな部分を、うちのチームでは雨でグラウンドが使えない時に、指導者が座学としてホワイトボードを使用して選手達に教えていく。

 

その時に理解できなくても、よくしたもので実際に練習をしていると座学をやったシチュエーションと同じ場面がくるんだわ〜

その時に初めて選手達は『あ〜ね〜』と理解する・・・(笑)

巧大なんか、この学童時代の座学のおかげだと思う場面が現役時代に沢山あった!!

 

我々の時代には、毎日プロ野球中継がテレビで流れていて、見て覚えた部分が沢山あったけど、今の時代は地上波ではなくネットの時代・・・

その分、子供達が野球を見る機会はグンと減って、大人としてはわかっていて当たり前と思っていることでも、現在の子供達は理解できていないことが意外に多いのである!!

 

そんな部分を学童のうちから座学で沢山学んで先々に生かして欲しい!!

わからないところを恥ずかしがらずにどんどん質問して、座学で沢山野球について学んで欲しい!!

 

野球をする上でも勉強は大切なんだよ!!