今日から光記は1泊二日で『研修』と言うんだろうか?
正式にはなんと言うのかわからないけど、少年の家で宿泊して水俣病について学ぶらしい・・・
なので・・・
今日仕事から帰宅して、いつもいるはずの光記がいないと最初は寂しく感じたけど、光記がいないと家の中が静かだわ〜(笑)
そして、巧大も今夜は会社の野球部の試合が現在ナイターで行われているので、我が家の騒がしいツートップがいないので家の中が超静か・・・(笑)
でも・・・
あまりにも静かすぎると逆に落ち着かないな〜(笑)
さてさて・・・
ちょうど先日行われたOP戦ぐらいの時からだけど、光記がバッターボックスに入るとバットのグリップエンドと左太腿の膝に近い部分をポンと当てて構える様になった。
急になんだろうとずっと不思議に思っていて、光記に尋ねると「コーチが教えてやらした!!」と、答えた。
今度はその意味を尋ねると、光記が一生懸命私に向かって説明するけどよくわからなくて、今度コーチに直接意味を聞いてみようと思うが、それをやり出してからワレを作った時のトップの位置が上がった様な感じがする。
ワレた時のトップが上がった分、振り始めた時にヘッドが下がらなくなり、素直にバットが前に出てくるのでスイングスピードが上がり、ライナー性の強い打球が外野へも飛ぶようになっていると思う・・・
おそらくだけど・・・
コーチの目的は光記がワレを作った時に、何度言ってもトップが下がってしまうので、それを防止するためのルーティーン的な意味があるのではないかと思う・・・
もしも、そうだったら有効だわ〜(笑)
ずっとこのワレの改善で上手くいかずに悩んでいたからナイスだわコーチ・・・(笑)
巧大もすずかも現役時代はルーティーンがあって、すずかは試合前日にグラブを磨くというルーティーンによって、試合に向けてのスイッチを前日から入れて試合に臨んでいた。
そして、試合当日も試合前に試合中も沢山のルーティーンをやっていた。
巧大の場合はすずかの様に試合前日から特別な事をすることもなく、いつもの様に試合当日を迎えていたが、この試合前日に特別なことをやらないというのも、すずかとは正反対の巧大のルーティーンだと思う・・・
そして、巧大も試合中に沢山のルーティーンを行うが、特に守備でのルーティーンが面白くて、左手にグラブをはめているのは本当に一瞬しかないっ!!(笑)
味方投手がセットに入ったぐらいにグラブをはめて、キャッチャーがピッチャーの投球を取った時には、すでに左手からグラブを外し右手にグラブを持って、守備範囲当たりをうろうろしながらグラウンドを足で均したりしている・・・(笑)
守備の間これをひたすら繰り返す!!
二人とも自分オリジナルのルーティーンを沢山行うことによって、試合中の平常心やリズムを作りそれを結果に結びつけてきた・・・
練習でできても試合ではできないということが多々あるが、これは平常心で試合に臨めてないからであって、その平常心で試合に望めない理由は自分の中で想定外の事が起こっているから・・・
では、なぜ平常心で試合に向かえないかというと試合というプレッシャーを感じているからである。
プレッシャーにより自分の中が想定外の状況になっているわけで、そのプレッシャーがなければ平常心を保つ事ができ想定内のプレーができる・・・
なので・・・
プレッシャーを感じていない練習の時と同じ心理状態に近づければ、試合の時も練習の時と同じ平常心でプレーできるということ・・・
ルーティーンワークというのは、その平常心を保つためのきっかけのスイッチの役割を果たすものだと私は思っていて、練習も試合も同じルーティーンを行う事によって平常心が保たれ想定内のプレーが可能になると思っている・・・
今回光記がコーチから習ったというバッターボックス内でのそんな動きは、今後光記の想定内の思考をONにするスイッチとも言えるルーティーンワークの一つになっていくのではないかと思う・・・
自宅での素振りに練習中と同じルーティーンを試合で行う事によって、試合中の想定内のスイッチをONにしてバッターボックスに入ることができる。
コーチから今回教えてもらった事をきっかけに、光記もバッティングだけではなく試合のいろんな場面でのルーティーンを少しずつ増やしていく時期になってきたのかもしれないな・・・
しかし、こればっかりは・・・
巧大やすずかを真似するのではなく、自分の中でしっくりくるルーティーンを光記自身が作っていくしかないので、私にできることは光記がルーティーンワークを意識するためのモチベーションを保つための声かけをすることぐらいかな?
今回はコーチのお陰で、忘れかけてたルーティーンワークの有効性を思い出させてもらうきっかけになった・・・