不思議な覗き窓

火の国熊本の象徴である阿蘇山が、大規模な噴火をして少し経過しました。
最近は、随分落ち着いてきているのですが、火山灰の影響からか喉の調子が悪くて最悪です・・・

さて、昨日練習試合が行われました。
このブログでも再三書いてきましたが、巧大がこのところの試合で、守備のミスが目立ってしまい、私も少々落ち込み気味で、なんとなく憂鬱な朝を迎えていました・・・

試合が始まる前に、使用球場が電光掲示板でないため、バックスクリーン横のスコアボードを担当することになり、試合を真後ろから見ることになりました。

今までも、同様のことは何度もやってきたのですが、新チームになった後のスコアボード担当は初めてで・・・

しかしっ‼️
高いところから、反対に見る試合は勉強になりますね・・・
日常、試合を正面に見ていたら、見えないものがこんなにもあるんだと実感しました‼️

※おまけ・・・(笑)
2試合目に、ある方がスコアボードに来られましたが、階段などなく簡易的なハシゴみたいなものしかなく、高所恐怖症という事で慎重に慎重に登られていました・・・(笑)
それが、誰かがバレると非常にまずい事になりますので、イニシャルも控えさせていただきます・・・(笑)

巧大は、9番セカンドで出場しましたが、試合開始間もない時間から、早速野球の神様が巧大へのテストを容赦なく開始・・・

本当に不思議な事に、先日ブログにも書いた試合開始3球での落球エラーでの選手交代劇や、ランナーを置いてのゴロでのエラーなどの、打球の強さや方向まで似た様なところへの打球が、巧大に向かって次々にきます・・・

本当に、不思議なほどに・・・

結果は、内容はともかくエラーをしなかったという点だけで言えば合格したようです。

おまけに打撃でも、野球の神が用意した進化を問うテストが容赦なく行われました。
新チームとなった途端に、得意だったはずのバントが、練習試合でも広島遠征の時にも送りバントを決めれずに、2番から外されました・・・

長打のない巧大にとってみれば、攻撃の生命線とも言えるバントが、練習で決まっても試合になると決まらない事の苦しみが続いていました・・・

そして、昨日の巧大の第二打席目・・・
この試合の勝敗を分けるような、どうしてもここで追加点が欲しい大事な場面を、野球の神が用意しました。
今回は、一発で送りバントを決めることができ、その後送ったランナーが味方打線のタイムリーヒットでホームに帰りました。

そして、ここからが考え深い出来事なのですが・・・
1打席目に出塁をしたのですが、その出塁の仕方が、セカンドへの小フライを相手セカンドが落球・・・

先日の大会で、今回の課題が露呈するきっかけとなった、巧大が犯した試合開始3球での交代劇と、全く正反対の立場での出塁・・・
それも、そのエラーが得点につながるのも、全く同じシチュエーションで・・・

先日から続いた本人のミスは、すべて失点につながり・・・
今回の練習試合では、上に書いた本人のプレイすべてが得点に絡む・・・

つい先週の木曜日にこのブログで、「野球の神様が、巧大に何かを伝えようとしている」という事を、コメントしましたが、早速昨日の練習試合で、野球の神様は巧大が答えを出せるようにと・・・
もう答えに極めて近いヒントを、昨日の試合で出してくれましたよ・・・

エラーをやってしまった者と、エラーを誘った者との違いはなんでしたか・・・
そこに、答えが潜んでいるのではないかと私は思います・・・

もし将来の巧大が、このコメントを読んでいるとしたら・・・
社会の荒波にもまれ、つまずいて何もかもがうまくいかない状況だったとするなら、今回の一連の出来事を思い出してください・・・

今回の私の様に、試合を毎回々同じ様に正面から見るのではなく、時には試合を後ろから見る事で、新たに発見できる事・・・
今回の巧大の様に、ミスを犯した者とミスを誘った者を、反対側から見る事で発見できる事・・・

行き詰まった時こそ視点を広く持ち、正面から見て答えが出なければ、反対の視点から見ると答えがすんなり出てくる事もあります。

この視点は、”負”の力を”富”の力に変えるヒントが隠されていますよ‼️

そんな視点を持つには、前回もコメントした綺麗に澄んだ心を持つ事が大前提ですけどね・・・

昨日はそんな事を考えながら、スコアボードの裏側から、覗き窓で巧大を覗いてました・・・

そして、巧大がきめた送りバントのランナーがホームインした時の、”1”のボードを手に持った時の重みは、ただのボード自体の重さだけではない重みを感じながら、得点版をひっくり返しました・・・