シートノックを始めてください・・・

「〇〇は、シートノックを始めてください!!シートノック時間は7分間です。」のアナウンスで、試合前シートノックが始まる。

野球関係者の方々には、軽率だと叱られるかもしれないけど、シートノックマニアの私からすると、まさにショータイムの開始を告げるアナウンス・・・(笑)

ショータイムと言っても、そのチームの守備力はもちろん、チームがどのような指導をされているのか、そしてどのようなチームの雰囲気なのかなど、チームの特性を見る上で、私のような野球素人からすると、試合前シートノックはとてもわかりやすく判断できる。

私が個人的に好きなのが、花巻東高校のシートノックで、2パターンのシートノックがあり、シートノックの最後にボールを2球入れて、ボール回しをした上で終了するバージョンがとても好きで・・・(笑)

それと、龍谷大平安の物凄くテンポがいいシートノックもとても魅力で・・・

マニア過ぎるかな・・・(笑)

高校だけにとらわれず、基本動作のスキル面を重視するときには、大学野球神宮球場で、人工芝でイレギュラーが少ないバウンドが少し高く上がる状況で、グラブさばきや足の運びなど、基本動作の確認をしている。

これがまたDNAの問題か、巧大もシートノックマニアで、私と同じようにスキル面に関しては、大学野球のシートノックを参考にする・・・
特に、亜細亜大学のシートノックは、本当に勉強になる・・・

これは真似をするとか、カッコよくするためのものでは全くなく・・・
格上の選手たちの動きを見ることで、いかに基本の動作が重要かということを理解するため・・・

現に、大学の選手たちの動きを見て、同じような動きをしろと言われても、中学生の巧大にできるわけがない・・・
されど、ここで最も重要なのは”なぜできないのか”を考えること・・・
ここが最も重要で・・・

これには、フィジカル面とスキル面に大きな差があり、どの部分をどのようにすれば、大学生のような動きに近づけるのか・・・
大学野球が対象だと、自分との差が大きいので、特にわかりやすい。

本人がまず、”自分にどこが足りないのか”を、意識しないと漠然と練習を行っても、せっかくいい練習内容であっても極めて効率が悪い・・・

それを、巧大が学童の時の対象を高校野球、中学になってからは大学野球のシートノックを見ることで、自分との比較を行ってきた・・・

では、なぜ・・・
この対象となる対象動画が、学童の時に高校野球で、中学では大学野球なのか・・・
それは、私の先輩が教えてくれたこと・・・

「自分にとって、動きの一部でもギリギリ実際にできる動きと、重なるか重ならないかのギリギリの動きを見せて、視覚的な刺激を与えるのが大事だ」と言って、学童の時は高校野球で、中学は大学野球のシートノックを見せることを勧められた・・・

そんな魅力満載のシートノック・・・

先週末の大会で、実際に自分がやっているシートノックの動画を見て、本人はどう思ったかな?

自分が思い描いている動きができていたかな?(笑)

ファインプレー集に出てくるような動きも勿論かっこいいけど、巧大のかっこいいの価値観は、自分が苦手な正面ゴロの一連の動きすべてを、きれいな形で処理する選手が物凄くカッコいいという価値観・・・(笑)

ゴロへの足運びと、腰の落とし方、そして柔らかいグラブさばき、取ってからの速さとスローイング、その後のフォロー・・・
これがきれいな選手は、エラーをした時も、これまた綺麗で・・・
エラーはしないことに越したことはないけど・・・(笑)

将来、そんな見本となるような動きができる内野手になってほしい・・・
それにはまだほど遠いけど、とにかくストイックに自分の武器を磨いてほしい・・・

今週末の大会での、シートノック動画を保存しておくので、数年後に見た時にどう感じるかが楽しみだなあ~

しかし、嫁さんが撮った動画は、縦ブレ横ブレ話し声・・・
一緒に見てて、マジで気分悪くなったね巧大・・・(笑)