答えは心臓の位置⁉(笑)

光記が突然・・・
「なんで野球は右側(1塁側)に走らなんいかんと?」
という、素朴すぎる疑問を投げかけてきた・・・

10年ほど前であれば、長男が似たような質問をしてきても、「ルールがそうなっているから」とか、「知らない」で済ませていたと思う・・・

しかし、野球はルールもパフォーマンスも複雑で、スポーツの中でも最も難しいスポーツだと言われるほど難しいスポーツ・・・

長男が野球をやっていることで、各段階を追うごとに野球が難しいスポーツであるがゆえに”根拠”知ることの重要さがわかった。

その教訓を生かさないともったいないと思い、まだたとえ5歳であっても野球に対しての光記の疑問には、聞き流さず答えを出してあげている。

野球が好きな人だったり、野球経験者であればあるほど野球に対しての”当たり前”が多く存在すると思う・・・

私は、野球のことに関してはざっくりしたルールや作戦がなんとなくわかる程度・・・

恥ずかしい話・・・
私はタッチアップの本当の意味がやっと最近わかったし、走者が同じベースに同時に二人触塁している時にどっちが優先権があるのか・・・
本塁と一塁までの間にあるスリーフットラインがなぜあるのか・・・
バッターボックスの後ろに引いてあるなんという名前の線かわからないけど、半円の線の意味など、細かい野球のルールも最近になってやっと意味がわかった・・・(笑)

なぜ今頃わかったかというと、それらを当たり前として見ていて、なにも疑問に思うことがなかったから・・・

長男は幸い・・・
スキル面に関しては、小学校6年生の時の監督が雨が降る日などは座学を取り入れていたので、そのおかげで基本的ルールや作戦面のことは学童時代に学んだ・・・
そして、中学になるとその学童時代に学んだ基本的な部分の応用編みたいな部分を、長男がしつこいぐらい「なんでですか?」攻撃でコーチに質問しまくって教えてくださった・・・(笑)

メンタル面に関しては、私の友人の嫁さんがたまたま心理士だったので、メンタル面が身体機能面へ及ぼす影響によって、大きくパフォーマンスが左右されることなど、根拠づけて教えてくれた。

フィジカル面に関しては、これは何度もこのブログにも登場しているトレーナーさんの指導いただいて今年で4年目になり、ここには書ききれないほど沢山のことを学び、フィジカル面の根拠があっての野球のパフォーマンスだということを学んだ・・・

そして高校になった現在・・・
そんな中学までに学んだ根拠づいた知識がゼロベースとなり、スキル・メンタル・フィジカル全てにおいて、その活かし方をこと細かく指導を受けていることが、長男の野球ノート内容を見るとよくわかる・・・

そんな経験から、今回の光記の質問にも答えを出してあげたかった・・・

色々調べた・・・
その結果は、野球だけではなく規則的な動きをするスポーツのほとんどは反時計回りだということだった。

陸上競技においても、トラックを反時計回りに走るし、ハンマー投げの選手も反時計回りに勢いをつけて投擲する。
これらはすでに古代ローマ時代から、反時計回りで競技が行われていたらしく、それが元となり現代のスポーツも反時計回りになっているらしい・・・

そう言われると・・・
比較的新しいスポーツであるボートレースも自転車競技もスケート競技も確かに反時計回りの競技・・・

それがなぜなのかと、さらに掘り下げると・・・
諸説あるみたいだけど、有力な説は人間は左側に心臓があり、左を軸にすることで心臓への遠心力が軽減され、体への負担を軽減することができるらしい・・・

そのため、同じ距離を時計周りに走った場合と反時計回りに回った場合は、反時計回りに回った方がタイムも早いらしい・・・
ベースランニングもただ単に”慣れ”だけの影響ではなく、そんな体のメカニズムの根拠があって一塁側から回る方がタイムが速いらしい・・・

その理論からいくと・・・
競馬は右回りや左回りのレースがあるけど、馬って真ん中に心臓があるのかな・・・(笑)

結局心臓の位置というのが答えだったんだけれど、これがどう将来光記に影響するのかはわからないし、こんな質問をしたことも忘れるかもしれない・・・

しかし、そんな素朴な質問に耳を傾けることによって、自分も知識を得ることができる。
そのことによって、新しい最新の知識を得ることもできるし、古い知識が今の時代に合っているのか間違っているのかの判断もできるようになる。

長男が学童をやっていた時から、わずか4年しか経過していないのに、ルールの改正やスキル面やフィジカル面などの考え方や指導方法がすでに違うことが、学童に光記が練習生として通うようになってわかった・・・

野球をやっている子供の保護者として、先輩風を吹かせていると実はスゲー時代遅れなんてことになってしまう・・・(泣)
私も野球について知識をアップデートしていかないと、野球やっている子供の保護者として立ち遅れてしまう・・・

そんな恥ずかしいことにならないように、これからも光記のなぜ?を大切にしていかなければいけないな・・・

子供の言葉に耳を傾けることを忘れてしっまたら致命傷・・・
自分の考えや意見が正しいと思い込むことは危険だし、成長しようとする光記の伸び代を奪ってしまうことになる・・・

そういう意味では、子供を育てる親としても”なぜ?”という疑問を持ち続けないといけない・・・

ていうかっ⁉
心臓が左にあってどうのこうのって・・・
どうやって5歳の光記に説明しよう・・・?(笑)
古代ローマなんて、お菓子の名前としか光記は思わないと思う・・・(笑)

今度は難しいことをわかりやすく説明する話術を調べんといかん!!(笑)
いつもの悪い癖が出てきたぞ!!(笑)
突き詰めすぎて、底なし沼にハマるパターンになってきた・・・(笑)



(追伸)
※どうしても馬の心臓の位置が気になって、ネットで探ったらやっぱり体の中央部分いあるみたい・・・(笑)

やっぱり・・・
根拠ってすごい!!(笑)