ついに!!

とうとう出た!!
日本人初の9秒台!!

日本学生対校選手権で、桐生選手が9.98秒のタイムで優勝!!
すごいな~

しかし、ここまで来るには色々な苦労があったと言っていた・・・
土江コーチとのトレーニング方針の違いによる確執・・・

感覚派である桐生選手・・・
理論派である土江コーチ・・・
大学に入学してから記録が伸び悩み、大げんかしたこともあったらしい・・・

しかし・・・
今回の新記録につながったカギとなる部分を、ある時土江コーチが発見したらしい・・・
そのカギとなる部分は、桐生選手の「足首の関節硬さ」・・・

なんのスポーツにおいても、関節が硬いのはアスリートにとってかなり不利となる。
その大きな欠点を改善しようと、様々なトレーニングをおこなう・・・
しかし、改善できなければポテンシャルの問題だとして切り捨てられる・・・

そんな中、土江コーチは桐生選手の足首の硬さを活かす方法を考えた・・・
発想の転換を行い、欠点ではなく強靭なバネを持った足首だと捉え、その強靭なバネを持った足首を活かすためのフォームの改造やトレーニングを積み重ねた。

すると・・・
徐々にタイムが伸びはじめ、今回の9.98秒のタイムを叩き出したらしい・・・

そんな内容のインタビューをテレビで見ていたけど、土江コーチが「理論的で根拠をきっちり示して上げることは重要」みたいな事をおっしゃっていた。
今回も結果的にタイムが伸びない根拠を明確にした事で、日本新記録が達成されている。

今回の日本新記録を出したことがらとは、全く比にならない事だけど、私が中学時代に野球をやっていた時に、監督から技術指導をしていただいた内容が、何十年も経過した最近になってやっと、自分の息子たちの自主練の相手などをしている時に、”あの時に監督が俺に言ってたのは、この事だったんだ!!”と、そこでやっと『根拠』を理解できることが沢山あった!!

もし当時・・・
根拠まで理解して練習に励んでいたら、もしかすると結果は違っていたかもしれない・・・

そんな私の様に、””たられば””の話に、うちの子供たちはなって欲しくない・・・

根拠まで突き詰めるポイントは、”なぜ?”という気持ちだと思う・・・
自分で根拠までたどり着かないのが当然・・・
そんな時のために、監督やコーチ、トレーナーさんの様な指導者方がいらっしゃると思うので、自分が納得いくまで質問することが大事だと思う。

これからも・・・
子供たちには、何度となくこのブログでも書き残してきた「根拠」を大切に練習を頑張って欲しい・・・