三振を秤に掛ける

2週間前のシートバッティング・・・
その帰りの、光記と二人での車内ミーティングでの内容・・・

当日・・・
前にこのブログにも書いたけど、当時前に突っ込む部分の修正に取り組んでいて、それまでのスイングとはタイミングが違っていたので、取り組みの内容としては良い結果が出たものの、野球としての結果は空振りの三振となった・・・

私個人としては・・・
その時の空振の三振は、光記自身が自主練で取り組んでいた事を、必死になって取り組んでいるのがわかったので、とても内容がある良い空振りの三振だと思っていた。

しかし・・・
その反面・・・

低学年の本人にとって、空振りの三振はいけない事をしてしまったとか、前の自分よりも後退してしまったとか、ネガティブな捉え方をしてしまっているのではないかと思って、帰りの振り返りでフォローアップをしようと思っていた。

すると・・・
光記の解釈は、今までサード側にしか飛ばなかった打球が、フアウルとはいえファースト側に飛んだ事を喜び、自主練でやってきた事の良い結果として捉えていて、本人が言ったのが「最初のうちはボールが当たらんだったけど、空振りしよったら後で当たる様になって、サードのじゃなくてファーストの方にも飛ぶごつなったね!!」と、私の心配をよそに喜んでいた。(笑)

その後の結果は、空振りの三振となったけど、空振りを悪い結果として捉えず、自分が取り組んでいる事の過程として捉えていた。

この時・・・
私は無意識に過去の事を振り返った・・・

上の子達が光記ぐらいの歳の時の傾向は・・・
長男は『空振りや三振する事はいけない事』だと捉える傾向が強かった。
長女は『空振りや三振してしまったという結果は結果で仕方ない』と捉える傾向。(笑)
※娘が一番男らしい!!(笑)

そして・・・
光記は『空振りや三振の内容を結果として捉える』傾向にあると思う・・・

以前の招待試合での出来事で、このブログの記事にもしたけど、S2と追い込まれて、ワンバウンドする様なボール球を振って三振した時は「ツーストライクだったけん、『打たなんいかんっ!!』て思って振ったら、ボールが来てバットば止めようて思ったけど止まらんだった・・・」と、言ったことがあった・・・

いくら低学年であっても、その招待試合の時の様に内容が悪い三振だったのか、それとも今回の様に内容が良い三振だったのかを、低学年なりに振り返りを行って分析をした結果で三振の良し悪しを判断していた・・・

低学年や野球を始めて間もない選手達によくある、学童あるあるの最終回あたりでの思い出代打での『3本フルスイングしてこいっ!!』だけど、それはそれで大事なことなんだけど、逆に考えればいくら低学年といえども1打席しかない貴重な打席なわけで・・・

そこで言われた通りに、なんでもかんでも3本フルスイングするのと、同じ三振でも内容がある三振にするのとでは、あとあとのことを考えると大きな差となって現れると思う・・・

先日更新したブログ内容にも書いたけど、光記の目標はホームランを打つ事・・・
そのホームランを打つまでの過程の三振であって、その後のホームランを沢山打つための三振!!

目標があるからこそポジティブに捉えることができる!!

今の気持ちを忘れずに、結果なんか気にせずに前向きに前向きに進む事!!

『ポジティブ シンキング!!』

目先の近道よりも先々の伸び代を大事に!!
結果が必要な時期に結果を出すことができる様になるには、質の良い過程が不可欠!!

質の良い”過程”という分母が大きければ大きいほど、分子となる”結果”は質も量も大きくなると思う!!

光記は、これからも質が良くて内容がある失敗を沢山々しなさいっ!!

その経験が、野球だけじゃなく社会人になった時に、必ず自分を助けてくれる引き出しになってくれます!!

長渕剛さんの歌じゃないけど・・・
失敗は!!
やるなら、今しかねえ~!!